脳脊髄液減少症患者・家族支援協会

■2022/06/12 8:03 浙江大学医学部麻酔科疼痛センターより代表中井宏に対し

浙江大学医学部麻酔科疼痛センター脳脊髄液減少症マネージメント客員教授の任命 3年延長

Until MAY/20/2025

■2018.10.15「浙江大学医学部附属Sir Run Run Shaw病院(以下、SRRSH)“脳脊髄液減少症治療センター“のご紹介」


浙江大学医学部附属Sir Run Run Shaw病院(以下、SRRSH)“脳脊髄液減少症治療センター”は、中国国内で最も早く設立された“脳脊髄液減少症”の医療センターで、中心となる何非方医師は2006年に岡山大学医学部に留学し、中国国内で最も早く脳脊髄液減少症の診察基準と脳脊髄液漏出症の修復手術を行い、推し進めている医師である。


何非方医師は2005年中国国家衛生健康委員会(旧・中国衛生部)笹川医学奨学金を得て、2006年に岡山大学で学び、岡山大学のペインセンターで慢性疼痛性疾病の治療の研修を受け、がんを含む疼痛、神経因性疼痛ならびに自発性脳脊髄液減少症などの疾病の薬物および低侵襲手術治療を行い、2007年の帰国後、中国国内で率先して自発性脳脊髄液の漏出箇所の手術治療を行い、中国国内の空白部分を埋め、長きにわたり、日本・アメリカ等多くの医療機関ならびに中国国内のペインセンターと密接に連携し、頭部内低圧による脳脊髄液が漏れる疾病の診療、国内の“頭部内低圧専門外来”と“脳脊髄液漏出症手術センター”の開設に協力して力を注ぎ、全国各地および境界外の自発性および継発性脳脊髄液漏出患者を受け入れ、診察し、手術治療を行ってきた。頭部内低圧患者の病因、病気の経過、頭部内低圧脳脊髄液の漏れの画像的特徴は同じではなく、それぞれの患者に合わせた個別の低侵襲手術プランを作成し、これまですでに全国20数箇所の省・市・自治区の頭部内低圧による脳脊髄液漏出患者に800例の安全で有効な低侵襲手術治療を行い、大量豊富な臨床経験を積んでいる。国内外の学術会議および医療機関より、数多くの招聘を受け、脳脊髄液減少症の紹介と手術のデモンストレーションを行っている。例を挙げれば、2012年アジア太平洋地域口腔顔面痛学会議でのポスター発表、2015年第6回東南アジア疼痛学会議でのポスターセッション(フィリピン・マニラ)、2016年日本脳脊髄液減少症研究会大会のシンポジウム報告(日本・東京)、世界麻酔科学会議でのポスターセッション(香港)、2017年日本脳脊髄液減少症研究会大会のシンポジウム報告(日本・埼玉)などである。また同時に、中国国内で学術会議を積極的に開催し、国際的に著名な学者を招聘して、学術講演をしていただいている。2016年には日本の脳脊髄液減少症学会会長の石川慎一教授に浙江大学医学部附属Sir Run Run Shaw病院で脳脊髄液の漏れについてフォーラムと講演を行っていただき、2017年には、日本脳脊髄液減少症学会の石川慎一会長と日本脳脊髄液減少症患者・家族支援協会の中井代表御一行に浙江大学医学部附属Sir Run Run Shaw病院でのフォーラムと講演に出席していただき、そこで“中日脳脊髄液減少症研究会”が発足した。日本脳脊髄液減少症学会と日本脳脊髄液減少症患者・家族支援会は、中国の脳脊髄液減少症の患者の治療を非常に重視し、繰り返し交流を行い、提携範囲を更に広げ、頭部内低圧による脳脊髄液の漏出の低侵襲手術の国際的範囲の医療機関・科学規範の展開を推し進めることに重要な意義をもたらした。

浙江大学医学部附属Sir Run Run Shaw病院“脳脊髄液減少症診療センター”は、“術中硬膜外腔造影現像技術”、“高位脊柱・節段カテーテル挿入による硬膜外低侵襲補充法”、“広範囲の脳脊髄液漏出の補充術”などあらゆる手術方法で脊髄の圧迫、硬膜外腔癒着剥離、硬膜外腔出血・血腫形成、頭部内硬膜下出血などの神経系合併症の発生率を顕著におさえることができる。中国はすでにハイスピードでインターネット+医療時代に突入し、浙江大学医学部附属Sir Run Run Shaw病院脳脊髄液減少症手術センターは、中国の脳脊髄液漏出の修復術の唯一の指導機関である。これまで長きにわたり、中国国内の大多数は頭部内低圧脳脊髄液減少症に対する十分な認識が欠け、臨床上、大量に誤診・見逃し・過度の保守治療と手術治療の延期が存在した。衛生管理部門のメディア、インターネット、医学学会などのあらゆるルートで、脳脊髄液の漏れによる疾病手術治療方法の優越性を積極的に宣伝し、更に多くの医療機関、医療関係者と患者の意識を変え、手術と治療の基礎を理解し、受け入れ、同時に相関臨床治療の基礎を作成し、脳脊髄液減少症患者の速やかな回復を最大限に促進する。


平成30年10月16日

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