2,009年1月29日

29日11時10分より、横内知事に「脳脊髄液減少症に関する要望書」を提出させていただきました。
その後、10分間、種々懇談させていただきました。
これには、脳脊髄液減少症支援の会 山梨県代表 和田 幸久様、同じく代表の小川 寿様、NPOの松本が出席しました。
 
11時35分より、廣瀬県教育長に「教育現場における脳脊髄液減少症対策の推進を求める要望書」を提出させていただき
 ました。
10分間、懇談させていただきました。
教育長から、『次年度の早い時期に、脳脊髄液減少症の研修会を行います』とありました。
和田様、小川様の真剣な訴えに、強くうなづいていただきました。
これには、安本県議・大竹山梨市議が同席してくださいました。
 
山梨日日新聞社・読売新聞社・山梨放送が取材に来てくださいました。
 
ありがとうございました。

2006年7月31日をもちまして、署名活動を終了させていただきました。
多くの皆様のご支援、ありがとうございました。


2006年7月5日

NO.30 山梨県議会

脳脊髄液減少症の研究・治療等の推進を求める意見書
 
脳脊髄液減少症は、交通事故、スポーツ障害などによる頭頚部や全身への強い衝撃を原因として脳脊髄液が慢性的に漏れ続けるため、頭頚部から腰部までの痛みに加え、めまい、吐き気、視力低下、耳鳴り、思考力低下、うつ症状、睡眠障害、全身倦怠感、疲労感等の様々な症状が複合して現れ持続する病気である。従来の検査方法では原因が特定できないため「怠け者」あるいは「精神的なもの」と判断され、患者やその家族等の苦労も計り知れないものであった
。このため、多くの人々が半場ば諦めた状況で長年にわたり、日々苦しい思いで過ごしているが、最近、この病気の原因や治療法の研究が進んできた。
しかし全国でもこの治療を行える病院は大学病院をはじめ公立病院等わずかしかなく、治療が十分受けられない状況である。また、医療保険の適用がないため、患者は大きな経済的負担をも強いられている。
よって、国におかれては、このような現状を深く認識され次の事項の実現が図られるよう強く要望する。
 

 
 
1.脳脊髄液減少症についての更なる研究の推進と有効な治療法を早期に確立すること。また、治療法の確立後は速やかに医療保険を適用すること。
 
2.多くの病院において検査・治療を一日も早く開始するよう体制の整備を図ること。

3.交通事故等の後遺症で苦しむ患者及び外傷による脳脊髄液漏れ患者の実態を調査すること
 
以上 地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 

平成18年7月5日

 
山梨県議会議長 

衆議院議長 河野洋平殿
参議院議長 扇 千景殿
内閣総理大臣 小泉 純一郎殿
厚生労働大臣 川崎 二郎殿