2008/9/2
午前 9時より 中尾保健体育課長 松下健康福祉部課長と30分懇談
その後9時半より大阪府知事 橋下知事との懇談
15分の予定が 40分を越える異例のものとなった
脳脊髄液減少症患者支援の会 大阪の皆様より イエローベルト運動 その他学校関係の要望書が手渡されました。
知事は
弁護士時代に「脳脊髄液減少症」については勉強されたとのことで 専門的な話となり 話が盛り上がりました。
「今後とも協議を重ねて行きましょう」という形になりました。
定期的にお話を進めていきたいと思います。
尚 参加者は 脳脊髄液減少症患者支援の会 大阪の皆様でした
2005年10月3日
谷口 昌隆 議員
(公明党)
http://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/gikai/cyuukei/rokuga/indx1005.html#1003
代表質問 メデアプレイヤー 2時間 15秒ごろ開始
【 平成17年2月定例会健康福祉常任委員会-03月15日−02号 】
◆(谷口昌隆君)
【 平成17年2月定例会健康福祉常任委員会-03月15日−02号 】
◆(谷口昌隆君)
最後に、脳脊髄液減少症についてお伺いをいたします。
日本の交通事故発生件数というのは、九十万件を突破して百万件に迫る勢いであります。そのうち、むち打ち症患者というのは二十万人いるというふうに言われております。いわゆるむち打ち症に見られる頭痛や首、背中の痛み、手のしびれ、目まい、耳鳴りなど、これまで原因のはっきりしなかった症状の中に、頭部や全身への強い衝撃により脳脊髄液が漏れ出していることが原因となっているものがあるというふうに言われております。これは、脳脊髄液減少症または低髄液圧症候群と呼ばれておりまして、その治療法として、脳脊髄液の漏れを防ぐために患者自身の血液を注入する、いわゆるブラッドパッチ療法というのが近年一部の医師、病院で熱心に取り組まれて注目を浴びております。
このテーマにつきましては、昨年の九月議会の当委員会で、長田委員が府の取り組み方針について質問させていただきました。我が党府議団としても、この問題につきましては、情報収集をずっと進めてきておりまして、この間、昨年からことしにかけてでありますけども、全国レベルでは兵庫県議会から国に対する意見書が提出されております。また、脳脊髄液減少症患者会というのがありまして、ここから、昨年の十二月でありますけれども、厚生労働省に十万人を超える署名が提出をされております。また、地元の都道府県に対する地域の患者会からの署名の提出や要望活動、また新聞記事として、日経でありますけれども、最近取り上げられる等の動きがありました。
これらの動向を踏まえて、我が党府議団としても、脳脊髄液減少症の社会的認知度が徐々に深まりつつあるというふうに認識をしております。
さきの委員会では、今後とも研究の進展や国、他府県の状況等についての状況把握に努めるという御答弁をいただきましたけれども、その後の状況について、わかっていることを教えていただきたいと思います。
◎地域保健福祉室疾病対策課長(松下彰宏君) 脳脊髄液減少症につきましては、大阪府としてもこれまで情報収集に努めてまいりました。
その結果、昨年九月以降ですと、委員お示しのとおり、千葉県議会、新潟県議会、宮城県議会、和歌山県議会、京都府議会などに続きまして、兵庫県議会から国に対して、研究の推進や治療法の確立などについての意見書が提出されました。また、十万二千八百五十一人の署名が脳脊髄液減少症患者会から厚生労働副大臣に提出されております。また、奈良県、三重県に対して、地元の患者会が署名や要望書を提出されていることなどの動きがございました。
また、医学界におきましても、脳脊髄液減少症についての学術論文が内外で報告されまして、今月、第三回脳脊髄液減少症研究会が開催されるなど、研究が進んでおります。さらに、医学専門雑誌でございます日本医事新報の本年二月五日号、臨床医学の展望二〇〇五という特集の脳神経外科学の項目の中で、特発性低髄液圧症候群として取り上げられるなど、臨床医の関心も高まりつつございます。ただし、診断基準がまだ明確でない硬膜外の自己血パッチが安易に乱用されないようにするためのガイドラインを整備する必要があるなどの課題が示されているところでございます。
大阪府といたしましては、これらの動向を踏まえまして、今後とも脳脊髄液減少症の学術的研究の進展や、国、他府県の状況等につきまして、引き続き情報把握に努めてまいります。
◆(谷口昌隆君) この脳脊髄液減少症については、厚生労働省がブラッドパッチ療法の有効性などについて今後の学術的な成果を踏まえて検討するというふうにしております。診断基準が確立されていないこと等のさまざまな課題がまだあるわけでありまして、行政として具体的な取り組みが困難であるということについては理解ができるわけであります。
しかしながら、多くの人がこの脳脊髄液減少症が原因と思われる症状に苦しんでいるという現状、またブラッドパッチ療法がこれらの人々の症状を改善あるいは完治させているという報告が日々増加しているという状況等を踏まえて、府としても今後とも積極的な情報収集に努めていただきたいと思います。
この点については、先ほど申し上げましたとおり、昨年長田委員の方から質問させていただきました。要望にとどめておきたいと思います。よろしくお願いします。
以上です。
2005年10月21日 大阪府議会にて
10月21日金曜日 定例会最終日 午後6時過ぎ
署名提出から1年と4ヶ月 ついに日本第二の都市「大阪府」で
脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)治療推進と保険適用を求める意見書が全会一致で採択されました。
脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書
脳脊髄液減少症は、交通事故、スポーツ障害、落下事故、暴力などによる頭部や全身への強い衝撃によって、脳脊髄液が慢性的に漏れ続け、頭痛、首や背中の痛み、腰痛、目まい、吐き気、視力低下、耳鳴り、思考力低下、うつ症状、睡眠障害、極端な全身倦怠感・疲労感等のどさまざまな症状が複合的に発言する病気である。
この病気は、これまで原因が特定されない場合が多く、「怠け者」あるいは「精神的なもの」と判断されたため、患者の肉体的。精神的苦痛はもとより、患者の家族等の苦労もはかり知れなかった。
近年では、この病気に対する認識が徐々に広がるとともに、その治療法として「ブラッドパッチ療法」の有用性も認められつつある。
しかしながら、医療の中での認知度はまだまだ低く、また 、保険適用がないため、患者にかかる精神的、経済的な負担は大変大きなものとなっている。
よって政府は、以上の現状を踏まえ、下記の事項について適切な措置を講じるよう強く要望する。
記
1 脳脊髄液減少症についてさらに研究を推進するとともにブラッドパッチ療法の有効性を含め、「むち打ち症」の治療法を早期に確立すること。
2 脳脊髄液減少症の治療法の確立後 、その療法等に対して保険を適用すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 17年 10月 日
提出先
内閣総理大臣
厚生労働大臣
大阪府議会議長 美坂 房洋
2005年10月21日 大阪府議会にて
10月21日金曜日 定例会最終日 午後6時過ぎ
署名提出から1年と4ヶ月 ついに日本第二の都市「大阪府」で
脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)治療推進と保険適用を求める意見書が全会一致で採択されました。
脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書
脳脊髄液減少症は、交通事故、スポーツ障害、落下事故、暴力などによる頭部や全身への強い衝撃によって、脳脊髄液が慢性的に漏れ続け、頭痛、首や背中の痛み、腰痛、目まい、吐き気、視力低下、耳鳴り、思考力低下、うつ症状、睡眠障害、極端な全身倦怠感・疲労感等のどさまざまな症状が複合的に発言する病気である。
この病気は、これまで原因が特定されない場合が多く、「怠け者」あるいは「精神的なもの」と判断されたため、患者の肉体的。精神的苦痛はもとより、患者の家族等の苦労もはかり知れなかった。
近年では、この病気に対する認識が徐々に広がるとともに、その治療法として「ブラッドパッチ療法」の有用性も認められつつある。
しかしながら、医療の中での認知度はまだまだ低く、また 、保険適用がないため、患者にかかる精神的、経済的な負担は大変大きなものとなっている。
よって政府は、以上の現状を踏まえ、下記の事項について適切な措置を講じるよう強く要望する。
記
1 脳脊髄液減少症についてさらに研究を推進するとともにブラッドパッチ療法の有効性を含め、「むち打ち症」の治療法を早期に確立すること。
2 脳脊髄液減少症の治療法の確立後 、その療法等に対して保険を適用すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成 17年 10月 日
提出先
内閣総理大臣
厚生労働大臣
大阪府議会議長 美坂 房洋
大阪府議会
平成16年9月定例会健康福祉常任委員会
長田公子府議会議員 質問
最後に、皆さん余り聞きなれない病気の名前だと思いますが、脳脊髄液減少症についてお伺いいたします。
日本では、交通事故などによるいわゆるむち打ち症の患者数は二十万人以上と言われております。この多くの患者の共通した悩みは、事故の後、長年にわたり頭痛、首・背中の痛み、腰痛、手のしびれ、目まい、耳鳴り、激しい疲労感に苦しみながら、病院を受診しても原因が特定されることなく、怠け病あるいは精神的なものと診断されてまいりました。
こうした症状の中には、頭部や全身への強い衝撃により脳脊髄液が漏れ出し減少していることが原因のものがあると考え、一部の医師、病院が、いわゆる脳脊髄液減少症もしくは低髄液圧症候群として、患者自身の血液を脳脊髄液の漏れている部位に注入して、その漏れを防ごうとするブラッドパッチ療法に取り組んでおります。
マスコミにも紹介され、医学的論文も発表して注目を浴びるようになり、患者やその家族にとっては大きな救いとなっておりますが、国においては、むち打ち症と脳脊髄液減少症との関係やブラッドパッチ療法の効果は今のところ認めておりません。そのためか、府内には、脳脊髄液減少症の診断・治療を行う病院がほとんどなく、患者は苦痛を感じながら、時間をかけて他県で治療を受けているのが実情であるという訴えを聞いております。
こうしたことから、公明党府議会議員団が紹介して、五月下旬、健康福祉部に対し脳脊髄液減少症患者大阪府支援の会が多くの署名とともに、一つ、国に脳脊髄液減少症とブラッドパッチ療法の研究の推進を求めること、一つ、国にブラッドパッチ療法に保険適用を求めること、一つ、府内で多くの病院が早期に脳脊髄液減少症の治療に取り組むよう関係機関に働きかけることを求める知事あての要望書を提出いたしました。
府として、今後この問題にどう取り組んでいっていただけるか、御所見をお伺いいたします。
◎地域保健福祉室疾病対策課長(松下彰宏君)
脳脊髄液減少症につきましては、脳脊髄液減少症患者大阪府支援の会から御要望を受け、その意見も参考にしながら国や他府県の状況、医学界の動向などについて情報収集をしてまいりました。この病気は、診断基準の作成やブラッドパッチ療法の有効性についての症例収集などを進めるなど、鋭意研究を進めておられるところでございます。府といたしましては、今後とも研究の進展や国、他府県の状況等についての情報把握に努めてまいります。
長田公子府議会議員 質問
今御答弁をいただきましたように、どうか今後ともこの病気について研究、情報把握に努めていただきますようお願いをし、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
平成16年6月9日 大阪府庁にて
本日(6月9日)大阪府庁にて午後1時より大阪府健康福祉部健康福祉総務課長様へ「脳脊髄液減少症患者
大阪府支援の会」のメンバーによる大阪での署名数14,480名分の「脳脊髄液減少症の治療推進と保険適用を求める要望書」の署名簿を提出した。また、約1時間に渡り内容のある話を懇談的に行った。
健康福祉総務課長様からは今後、他の都道府県、国と連携をとりながら前向きに検討して行きたいとのコメントをいただいた。