平成16年3月9日 新潟県庁にて
「新潟県低髄液圧症候群患者会」より、署名17000名分が新潟県福祉保健部 副部長 鈴木幸雄さまに手渡された。
鈴木副部長から『低髄液圧症候群医師団、NPO法人、各都道府県ともに連携をはかり協力体制でのぞむ』という返答をいただいた。
また『医学論文があり、臨床患者も2000人を超え、医学会でも発表されている、基盤はしっかりしたものがある、あとは認知と啓蒙が必要では』という意見もいただいた。なお記者会見は多数の報道関係者出席の元で行なわれた。
2004.03.25 新潟県議会は全会一致で低髄液圧症候群の治療推進を求める意見書を採択しました。
新潟県議会HPから
詳細は http://www.pref.niigata.jp/gikai/ja/tif1602.htm
低髄液圧症候群の治療推進を求める意見書
交通事故、スポーツ障害、落下事故、暴力等その他頭頸部や全身への強い衝撃によって、脳脊髄液が慢性的に低下する低髄液圧症候群のさまざまな症状によって苦しんでいる患者は全国から数多く報告されている。
これまでの医療現場においては、低髄液圧症候群の原因が特定できなかったことから「怠け病」あるいは「精神的なもの」とされて周囲の理解が得られず患者の肉体的、精神的苦痛を軽減することはおろか、むしろ苦痛を助長する現状であった。最近この疾患に対する治療法としてブラッドパッチ療法が開発され、その治療効果が報告されている。
しかし、全国的にもこの治療法を行う病院は少ない。頭頸部を中心とした外傷といわゆる「むち打ち損傷」は、その因果関係を証明する報告は数多い。
いわゆる「むち打ち損傷」を原因とする低髄液圧症候群の治療法であるブラッドパッチ療法に保険適用がなされておらず、治療法の普及が遅れている現状である。
よって国会並びに政府におかれては、以上の現状を踏まえ、次の事項について適切な措置を講ずるよう強く要望する。
記
1 低髄液圧症候群についてのさらなる研究の推進とブラッドパッチ療法を含め いわゆる「むち打ち損傷」の治療法を早期に確立すること。
2 ブラッドパッチ療法に対して保険を適用すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成16年3月25日
新潟県議会議長 西 川 勉
衆議院議長 河 野 洋 平 様
参議院議長 倉 田 寛 之 様
内閣総理大臣 小 泉 純一郎 様
厚生労働大臣 坂 口 力 様
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脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)勉強会
今日12月12日
新潟県 新潟医師会館4階会議室 午後1〜3時
脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)新潟県支援の会 新潟県医療国保課地域医療係 共催
脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)勉強会が平塚共済病院
篠永先生を招き、盛大におこなわれました。
目的は 低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)の治療普及にともない治療技術の研鑽及び情報交換を行う
全国で初めて県と患者会共催で勉強会が実施され、今後他都道府県のモデルとなるでしょう。
なお、この勉強会の案内は 新潟県医師会会報にも掲載されました